ダーツの科學(xué)(21)
バレルについて、メモを殘しておこう。今回は、カットの詳細(xì)については觸れない。バレルの大まかな作りと、重心について。
主流はざっくりと4タイプに分かれるだろう。この4タイプに屬さないのが2タイプほどに集約できるだろうが、全體の量からすると微々たるものかも知れない。
1.は、センター重心の対稱ストレートである。ポイント側(cè)とシャフト側(cè)を間違えそうであるが、よくよく見ると、加工時の固定の跡が殘っているほうがポイント側(cè)である。
タングステン80~90%でシンプルなカットのモデルが多い。
実売価格は3000～4000円と言ったところだろう。
Harrowsなら、Assassin 16g Type-Rに代表される。(18gのRはトルピード)、同17g
Type-KやAztec、Nemesisにもこのタイプがある。
2.は、シャフト側(cè)の螺子切りを深くして、重心をやや変更したものである。シャークカットでなければ、逆セッティングもできるだろう。
カットはシンプルだが計(jì)算されており、タングステンも90%以上のモデルとなる。
実売価格は5000～9800円くらいだろう。タングステン97%モデルはプレミア価格。
Harrowsなら、Eric BristowやMagnum(97%)あたりか。こだわって選ぶストレートの高級モデル。
3.は、ストレートからトルピードへ変化する過程の形狀。前重心はうれしいが、テーパー形狀はいやだ。と言う人向き。
タングステンは80～90%で、特徴のあるカットのモデルが多い。付加価値となるカットが加工負(fù)擔(dān)になるので、硬度の高い配合は採用しにくいのである。
実売価格は4000～6800円(80%クラス) 8800～13000円(90%クラス)
Harrowsなら、Aztec、Zone、Alienあたりだろうか。
4.は、泣く子も黙る國內(nèi)で人気のトルピードで、コストのかかるテーパー加工を採用している。海外モデルには少ない。
タングステンは80～90%で、前述から、硬度の高い配合は採用しにくい。
実売価格は4000～6800円(80%クラス) 8800～13000円(90%クラス)
HarrowsならAssassin Plus(18g)、Hawaii501、あたりだろう。(製造は日本だったりする)
傾向としては、バレルの付加価値は、タングステンの純度を上げたり、形狀やカットにこだわったりするのだが、この2つの両立は難しい。
97%のタングステン棒の切削には、高価な炭化チタンの刃物を使う必要があり、何種類ものカット形狀に対応するのは大変である。
筆者はメタルフェチなところがあるので、タングステンの純度に目が行ってしまう。
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