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中國の非鉄金屬需要と備蓄の現(xiàn)況
作者:上木 隆司    本源:北京事務(wù)所    更新時間:2010-2-21 15:57:37

中國の非鉄金屬需要と備蓄の現(xiàn)況


 

中國の非鉄金屬需要と備蓄の現(xiàn)況

<北京事務(wù)所                    土屋 春明      
企畫調(diào)査部 技術(shù)囑託    渡邉 美和      
擔(dān)當(dāng)審議役       神谷夏実      
調(diào)査課長      上木 隆司      
 報告> 

 世界有數(shù)の資源保有・生産・消費國である中國は、急激な世界景気後退の端緒となった2008年9月15日のリーマンショック以降、それまでの“走出去 (海外展開の指導(dǎo))”と並行して、資源政策の機軸の一つとして金屬備蓄を強化・実施しつつある。その金屬備蓄が、2009年明け以降の金屬価格回復(fù)傾向の要因の一つと見られている。
 本稿では、これまでに報道された中國における金屬備蓄の現(xiàn)況についてまとめると共に、中國の主要金屬の実需狀況について検証を試みる。


1. 中國の備蓄制度
 中國の國家備蓄制度は、當(dāng)初、國防上の必要性から1953年に開始されたが、時代の変化に応じて修正され、2005年には國家エネルギー安全保障政策の重點施策の一つと指定された。當(dāng)時より経済発展による原材料の不足が顕在化し、マクロ経済のコントロールのため重要性が高まり、國務(wù)院においても再認(rèn)識された。
 國家備蓄対象は、“物資”、食料、綿、砂糖、薬品、茶、肉、化學(xué)肥料、救済物資の10種類からなり、金屬は“物資”に該當(dāng)している!拔镔Y”には、金屬以外にも、ダイヤモンド、天然ゴム、パルプ、石油及び石油製品(ガソリン、航空機燃料)が含まれる。中國の金屬備蓄制度の概要は、表1のとおりである。

表1. 中國の金屬備蓄制度の概要

制度創(chuàng)設(shè)年

1953年 (※備蓄目標(biāo)・実績は未公表)

備蓄対象金屬種

銅、アルミ、ニッケル、鉛、亜鉛、マンガン、クロム、水銀、錫、バナジウム、白金
(※現(xiàn)在、銀、アンチモン、インジウム、ガリウム、チタン、タングステン、ビスマス、レアアース、コバルト、ウランが追加され、マンガン、クロム、水銀、バナジウム、白金を?qū)澫螭趣筏總湫瞍蠄螭袱椁欷皮い胜。なお、ウラン?能源(エネルギー)局が所管すると報道されている。)

所管省庁

・國務(wù)院: 備蓄政策、購入・売卻等の重要事項を決定する。
・國家発展改革委員會・“國家物資備蓄局(SRB:State Reserves Bureau)“: 備蓄政策の立案、管理、組織運営、國務(wù)院への具申等を行う。
・地方備蓄処: 全。ńK省とチベット自治區(qū)以外)に200箇所の備蓄倉庫を管理する。



 現(xiàn)在、中國における金屬備蓄は、中央政府のみならず地方政府も実施している。上述のとおり、中央政府の所管機関は、國家発展改革委員會の下部機関であるSRBであるが、その備蓄目的は、市場の安定及び戦略的備蓄で、対象は金屬に限らず、石油・食料など多岐に亙る。
 地方政府による金屬備蓄については、北から陜西省、河南省、湖南省及び郴州市、江西省及び州市、雲(yún)南省、広西壯族自治區(qū)が報道されている。
これらは、省內(nèi)あるいは市內(nèi)の地場産業(yè)支援や雇用の確保を目的としているとされる。
 湖南有色金屬集団公司のように傘下の企業(yè)が生産した地金を買い付ける民間備蓄も報じられているが、このような企業(yè)による備蓄資金については、銀行が備蓄金屬を擔(dān)保に融資し、地方政府がその利子補填を行うことで支援している模様である(2009年4月20日付、有色金屬新聞が“証券時報”記事としてネット配信)。
 また、湖南省・郴州市や江西省・州市についても、省政府と連攜して実施されているものと予想される。

 國土資源部は、2008年末に“全國鉱産資源計畫(2008~2015年)”を作成し、2009年1月7日に公布した。鉱産資源の探査・開発・保護及び備蓄等について、2020年を展望しながら活動の重要指針を定めたものであるが、備蓄対象については、石油、石炭、鉄、非鉄金屬、非金屬など幅広く指定している。
 また、2008年12月19日、“全國工業(yè)和信息化工作會議”の席上、“2009年の重要原材料戦略物備蓄”が表明され、『生産體制拡大の中で、需給バランスのため地方政府による物資備蓄』として雲(yún)南省の先行モデルが代表例として挙げられ“雲(yún)南省有色金屬備蓄試行辦法”が紹介されている (上海証券報2008.12.20等)。

2. 備蓄計畫と実績
 現(xiàn)時點での報道を基に、中央及び地方政府による備蓄計畫と実績を表2に示す。
2-1. SRBによる備蓄
 SRBによる備蓄対象金屬は、表2に示すとおり、銅・亜鉛・アルミ・ニッケル・インジウム・ガリウム・チタンであるが、主體は、アルミ・銅・亜鉛であり、それら主要三金屬の備蓄計畫量、実績量、達(dá)成率は次のとおり。

金屬種 備蓄計畫量(千t) 実績量(千t) 達(dá)成率(%)
アルミ
1,000
690
69.0
1,000
240
24.0
亜 鉛
  300
159
53.0



2-2. 地方政府による備蓄
 地方政府による備蓄は、雲(yún)南省で先行し、対象金屬種は、アルミ、銅、亜鉛、鉛、錫とされ、その制度は、以下のとおりとされている:
 ・“全國鉱産資源計畫(2008~15年)”に“鉱産地備蓄”として規(guī)定された地方で実施
 ・“政府の指導(dǎo)・企業(yè)備蓄・銀行融資・財政サポート・市場運営”が原則
 ・期間は暫定的に2009年1月から1か年間(※2009年末までに放出が有り得る)


表2. SRBと地方政府による備蓄計畫と実績 (既報道情報に基づく)
対象金屬
SRB/省・市
計畫數(shù)量(t)
出典※
実績數(shù)量(t)
出典※
達(dá)成率
SRB
1,000,000
09.02.18有色網(wǎng)
240,000
09.02.18有色網(wǎng)
24.00%
雲(yún)南省
150,000
08.12.22MB
2,000
09.01.05MB
1.30%
小計
1,150,000
  
242,000
  
21.00%
雲(yún)南省
150,000
08.12.22MB         
湖南省・郴州市
50,000
09.03.18有色網(wǎng)         
陝西省
53,000
09.03.30NF09-13
33,000
09.03.23中金在線
62.20%
湖南省
(數(shù)量不明)
09.04.15湖南日報         
小計
253,000+α
  
33,000
  
13.00%
亜鉛 SRB
300,000
09.01.05MB
159,000
09.04.09有色網(wǎng)
53.00%
雲(yún)南省
300,000
08.12.22MB
300,000
09.01.12MB
100.00%
湖南省・郴州市
50,000
09.03.18有色網(wǎng)         
陝西省
44,000
09.03.30NF09-13
44,000
09.03.23中金在線
100.00%
湖南省
(數(shù)量不明)
09.04.15湖南日報         
小計
694,000+α
  
503,000
  
72.50%
アルミ SRB
300,000
09.01.05MB
290,000
08.12.25上海証券報等   
700,000
09.02.18有色網(wǎng)
400,000
09.04.09有色網(wǎng)   
計1,000,000
  
計690,000
  
69.00%
雲(yún)南省
300,000
08.12.22MB
180,000
09.01.12MB
60.00%
河南省
500,000
09.03.25新華社         
広西壯族自治區(qū)
(數(shù)量不明)
  
50,000
09.03.23有色網(wǎng)
小計
1,800,000+α
  
920,000
  
51.10%
雲(yún)南省
100,000
08.12.22MB
30,000
09.01.05MB
30.00%
湖南省・郴州市
5,000
09.03.18有色網(wǎng)         
小計
105,000
  
30,000
  
28.60%
湖南省・郴州市
2,000
09.03.18有色網(wǎng)         
小計
4,000
           
アンチモン 湖南省
(數(shù)量不明)
09.04.15湖南日報         
ニッケル SRB
20,000
09.03.07有色網(wǎng)
20,000
09.03.03有色網(wǎng)
100.00%
インジウム SRB
30
08.12.25日刊産業(yè)他
30
  
100.00%
湖南省
(數(shù)量不明)
09.04.15湖南日報         
小計
30
  
30
  
100.00%
ガリウム SRB
(數(shù)量不明)
09.03.07有色網(wǎng)      
チタン SRB
5,000
09.03.25有色網(wǎng)
5,000
09.03.25有色網(wǎng)
100.00%
タングステン 湖南省・郴州市
5,000
09.03.18有色網(wǎng)         
江西省・州市
10,000
09.03.17有色網(wǎng)
10,000
09.03.17有色網(wǎng)
100.00%
江西省
(數(shù)量不明)
09.04.09有色網(wǎng)         
湖南省
(數(shù)量不明)
09.04.15湖南日報         
   小計
15,000+α
  
10,000
  
66.70%
ビスマス 湖南省・郴州市
3,000
09.03.18有色網(wǎng)         
小計
3,000
           
レアアース 江西省・州市
10,000
09.03.17有色網(wǎng)
10,000
09.03.17有色網(wǎng)
100.00%
江西省
(數(shù)量不明)
09.04.09有色報         
小計
10,000+α
  
10,000
  
100.00%
コバルト 不明
800~1000t
09.03.25有色網(wǎng)
0
  
ウラン 能源局
(數(shù)量不明)
09.03.25有色網(wǎng)      
不明 広西
460,000
09.03.26財経
  
単純合計
4,517,030
  
1,773,030
  
39.30%
※出典に関しては次のとおり:
1)”MB”とは”Metal Bulletin”である。
2)“NF”とは“JOGMEGニュース・フラッシュ”である。
3)“有色網(wǎng)”とは“中國有色網(wǎng)(中國有色金屬信息網(wǎng)の略稱(http://www.cnmn.com.cn/))”
4)“財形”とは“中國財経信息網(wǎng)(http://cfi.net.cn/)”
5)“湖南日報”と“新華社”は“有色網(wǎng)”による。

 金屬備蓄を?qū)g施している地方政府とその備蓄金屬は、次のとおりである。
    ・陜西省〔亜鉛・鉛〕
    ・河南省〔アルミ〕
    ・湖南省〔亜鉛・鉛・アンチモン・インジウム・タングステン〕
    ・同省州市〔亜鉛・鉛・錫・銀・タングステン・ビスマス〕
    ・江西省〔タングステン・レアアース〕
    ・同省c刻B市〔タングステン・レアアース〕
    ・雲(yún)南省〔銅・鉛・亜鉛・アルミ・錫〕
    ・広西壯族自治區(qū)〔アルミ〕

 中國の2009年消費量(研究會予測値)に対する計畫量の比率を表3に示す。
錫の79%はじめ、銅22%、亜鉛17%、アルミ14%が高い。


表3. SRBと地方政府による備蓄計畫量の2009年消費予測量に対する割合

鉱種

備蓄計畫量
(千t) [1]

消費予測量
(千t) [2]※

(出典※)

中國の消費量に占める割合
  (%) [3]=[1]/[2]

105

133

(WMS2008年値+4.3%)

78.9

1,150

5,250

(ICSG)

21.9

亜鉛

694

4,200

( ILZSG)

16.5

アルミ

1,800

12,946

(WMS2008年値+4.3%)

13.9

253

3,400

( ILZSG)

7.4

ニッケル

20

380

(INSG)

5.3

※錫、アルミの消費予測量については、銅・亜鉛・鉛・ニッケルに関する予測量の伸び率の
平均値である4.3%を準(zhǔn)用した。

3. 金屬価格と備蓄買付け時期
 図1~4には2008年7月~2009年4月間のアルミ、銅、亜鉛、鉛のLME価格推移と買付け狀況を示す。陜西省の例では、SHFE(上海期貨交易所)での市場価格に比べて2.4~4.1%高いとの報道もある。



           図1. 価格推移と買付け時期: アルミ     (出典:LME)


図2. 価格推移と買付け時期: 銅     (出典:LME)


図3. 価格推移と買付け時期: 亜鉛     (出典:LME)


図4. 価格推移と買付け時期: 鉛     (出典:LME)


4. 中國の実需の検証
4-1.需給の月別推移
 中國の銅・亜鉛・鉛地金の消費量の2008年1月以降の推移を鉱石生産量及び地金生産量と比較して図5~7に示す。
(1)中國の銅地金消費量
 図5に示すとおり、2008年11月以降、上昇傾向にあり、2009年1月にやや戻りはあったが2月には600千tにまで上昇・回復(fù)した。


図5. 中國の鉱石・地金生産量と消費量の推移:銅
(出典:COPPER BULLETIN, ICSG)



 なお、COPPER BULLETINにおける銅地金消費量とは見掛消費量であり、備蓄量も含まれている可能性がある。そのように仮定し、表2に示す現(xiàn)狀の銅の備蓄実績量242千tを2009年2月の銅地金消費量604千tから差引くと362千tとなり、図5の點線のように表され、このようであるとすれば12月をピークに中國の銅消費量は減少していることになる。

(2)中國の亜鉛・鉛地金消費量
 ILZSG事務(wù)局によれば、亜鉛・鉛の消費量は見掛け消費量から推定される備蓄量を減じた値としており、LEAD AND ZINC STATISTICSにおける亜鉛・鉛地金消費量には備蓄量は含まれていないと見なされる。
 亜鉛地金消費量は、図6に示す。2008年9月以降、減少傾向にあったが、2月に上昇に転じている。



図6. 中國の鉱石・地金生産量と消費量の推移: 亜鉛
(出典:LEAD AND ZINC STATISTICS, ILZSG)

  鉛地金消費量は図7に示すとおり、比較的堅調(diào)に推移していたが、1月に200千tまで落込んだが2月には上昇に転じている。


図7. 中國の鉱石・地金生産量と消費量の推移: 鉛
(出典:LEAD AND ZINC STATISTICS, ILZSG)


4-2.中國の月別地金輸入推移
 中國の銅・亜鉛・鉛の地金輸入量を図8~10に示す


図8.中國の地金輸入量の推移: 銅
(出典:COPPER BULLETIN, ICSG、MB(27.Apr.2009)、財務(wù)省貿(mào)易統(tǒng)計)

 銅は図8に示すとおり、2008年6月を底に7月以降増加傾向にあり、日本からの輸入量も12月以降に増加している。


図9.中國の地金輸入量の推移:亜鉛
(出典:LEAD AND ZINC STATISTICS,ILZSG、MB(27.Apr.2009)、財務(wù)省貿(mào)易統(tǒng)計)

 亜鉛地金輸入量は2月に大幅増となり、日本からも10,000t以上が輸入された。


図10. 中國の地金輸入量の推移: 鉛
(出典:LEAD AND ZINC STATISTICS, ILZSG、MB(27.Apr.2009)、財務(wù)省貿(mào)易統(tǒng)計)

 鉛地金輸入量も2月に大幅増となり、日本からも3月には5,000t程度に増加している。

4-3.中國の主要経済指標(biāo)
(1)自動車販売臺數(shù)
 上海証券取引所やロイター電情報により中國の月別自動車販売臺數(shù)値を収集し、グラフ化すると図11のように表される。これによると2008年12月以降、上昇傾向に転じており、3月は110萬臺を越えた。これは、2009年1月14日に國務(wù)院から発表された1月20日~12月末の間の暫定的な小型自動車(1600cc以下、中國國內(nèi)の自動車販売総臺數(shù)の61.5%に相當(dāng))の自動車稅減稅(10⇒5%)の効果も大きいものと見られる。


図11.中國:自動車販売臺數(shù)量の推移 (出典:上海証券取引所、ロイター)

(2)発電量
 図12は、中國統(tǒng)計局情報等に基づく月別発電量の推移である。これによると2008年9月以降に減少傾向にあったが12月、3月に上昇が見られ、中國の銅需要の好転材料として期待される。
 また、2月1日より中國全土を?qū)澫螭吮靖窕丹欷俊凹译娤锣_1 (家電製品の購入代金の13%を補助、それ以前は一部地方に限られた)”も電力消費量・発電力の増加に少なからず関係するものと見られる。


図12.中國:発電量の推移 (出典:中國統(tǒng)計局情報等)

5. 産業(yè)振興政策と金屬備蓄
 世界的経済減退下、中國経済成長にとって當(dāng)面のところ輸出への期待度は低く、內(nèi)需への依存度が高いものと予想される。
中國の産業(yè)振興政策として2008年11月9日に発表された57兆円相當(dāng)のインフラ整備計畫(2008~2010年)がベースとしてあり、また、個々の産業(yè)支援・景気対策としての小型自動車減稅や家電下郷も効果が出始めているようである。それらの兆しとして自動車販売臺數(shù)や発電力などの経済指標(biāo)にも現(xiàn)れ始めているように見受けられる。

 金屬市場及び業(yè)界に対する対応策として“金屬備蓄”がある。
それらは世界市場において注目され、2009年明け以降の価格推移にもその効果が現(xiàn)れ始めている。
 他方、世界各國の生産者は2008年Q4以降、相次いで減産措置や新規(guī)プロジェクトの延期や先送りを推進している。これらは、自由経済において、市場の実需回復(fù)までの間に健全な需給均衡化、適正な金屬価格水準(zhǔn)への回復(fù)を目指した措置である。
 中國においても「生産能力の過剰をコントロールする(康義中國有色協(xié)會會長発言の2009.03.26付“財経”誌報道の有色金屬新聞報ネット配信)」との意見があるほか、「ある市場関係者は、備蓄が市場に錯誤をもたらし、生産能力放置が再度生産能力増強を引き起こし、現(xiàn)在の供給過剰を増進させることにならないかと懸念している(同上)」との聲もある。
 2009年明け以降の金屬価格回復(fù)傾向に関して、中國における金屬備蓄の要因は大きいといえるものの、今後、中國の內(nèi)需の伸びが充分ではなく、上向き始めているように見える中國の內(nèi)需も補助政策の上に成り立つものであるとすると、それら政策終了後の需要減退の懸念が殘る。また、相當(dāng)量の備蓄金屬の放出時期(現(xiàn)狀2009年內(nèi))の問題を內(nèi)包したまま、世界経済の回復(fù)とそれに伴う中國の輸出増への転換時期を待つ狀況にある。

 日本の鉱業(yè)界にとっても、2009年明け以降の中國向け地金輸出増は、日本國內(nèi)の需要減退期にあって業(yè)績回復(fù)の足掛りになる筈であるが、中國の実需回復(fù)狀況の見極めが肝要と考えられ、JOGMECとしても中國の経済指標(biāo)を注視していく所存である。

1 家電下郷:家電製品等の農(nóng)村普及製作。対象は、カラーTV、洗濯機、冷凍・冷蔵庫、攜帯電話、パソコン、溫水器、エアコン、オートバイの8品目。2007年12月より山東・河南・四川・青島の3。倍际肖菍g施されていたが、2008年12月からは対象地區(qū)を14省に拡大し、2009年2月より全土に拡大適用された。

<參考資料>
『ベールに包まれた中國の國家備蓄制度の概要と今後の備蓄政策の行方』
カレント・トピックス、2005年39號(平成17年 6月 9日付、北京事務(wù)所 納 篤 報告)


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